第16回セミナーが開催されました

3月2日に第16回栄養衛生相談室のセミナーが行われました。

第16回栄養衛生相談室セミナー 食品と放射能 ~食品中の放射能に関する評価と管理の現状~というテーマで消費者庁との共催で開催いたしました。

栄養衛生相談室事務局局長 小黒佳代子による開会、理事長 中村明子が開会の挨拶 参加された皆様に今回のテーマについて栄養衛生相談室のリスクコミュニケーションを行い行政、企業、研究者、消費者の架け橋になる講演会にという思いをお伝えいたしました。

(添付写真 小黒さん、中村先生)

法政大学講師 中岡章先生による放射能の基礎知識の講義と実験 中岡先生の見せる、さわる、聴くの講義に時間の経つのも忘れ真剣に学ぶ時間になりました。

(添付写真 中岡先生講義、実験写真)

日常の生活の中にも放射性物質が存在することや、放射性物質から身を守る方法等を理解することができました 基礎知識の講義と実験の後には、消費者庁安全課 企画官 金田直樹先生による食品中の放射線物質に関する説明をしていただきました。

震災以降、大きな関心事でもある食品放射能の基準値の設定に関する情報や、震災直後から現在にいたるための食品中の放射能の現状をDVD上映などを交えながらわかりやすく講義していただきました。

(添付写真 金田先生講義写真) 

雨で足元が悪い中での開催でしたが、沢山の方々に参加していただきました。 皆様からいただいたアンケートでも基礎知識が学べて良かった、具体的なデーターをもとにわかり易く説明してもらえ理解できた、実験についても空間線量、霧箱実験を体験することで放射線が何から出ているか、どう動いているかがよく理解できたなど、さまざまな感想をいただきました。 また、今後聴きたいテーマについても多数ご意見をいただきましたので、今後も皆様に役立つテーマで講演会を開催していきたいと考えております。